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君の栞

2016年7月13日(水) 雨のち曇り

 ようこそ、当ブログにご訪問いただきまして、誠に有り難うございます。心より感謝申し上げます。

 拍手コメントには、ご返事できていませんが、拝読させて頂いています。これからもどうぞお気軽にお寄せ下さい。 千春



♪♪♪ 【君の栞】 ♪♪♪ (短歌とエッセイ)

 わたしの机の上には栞(しおり)が二枚残されている。これは若き日に君から貰ったものだ。君が職場の旅行で京都かどこかへ行った時買ってきてくれた。ささやかな贈り物であったけれども、わたしは君の心のこもった栞をとても喜んだことを思い出す。六畳ひと間のアパートに棲むわたしのところへ、階段を駈けあがってきてくれた。

短歌

君は去り手元に残るは栞のみ本に挟んで偲びておりぬ


机には栞が二枚並びおり遠き日偲ぶ君の贈り物

 しかしその君はわたしから去っていってしまった。南こうせつの「神田川」の世界のような暮しをしていたふたりだった。あるときは、ふたりで横丁の風呂屋にも一緒に行った。あるときは、ふたりでクラシックも聴きに行った。あるときは、一緒に青年運動もやってきた。そんなふたりだったが、いつしか君はわたしの元から去っていった。しかし、君の栞だけは今もなお残されている。



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プロフィール

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Author:FC2USER634322BTA
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 1947年生まれの68歳で、
「新日本歌人協会」の会員です。
 短歌創作を通じて、平和と民主主義をめざしています。
 住所は岡山県浅口市寄島町です。
 青い海と緑の山、青い空をもつ素敵な村です。
 名前は「千春」ですが、男性です。

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