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図書館にて

2016年3月17日(木) 晴れ

 ようこそ、当ブログにご訪問いただきまして、誠に有り難うございます。心より感謝申し上げます。

 拍手コメントには、ご返事できていませんが、拝読させて頂いています。これからもどうぞお気軽にお寄せ下さい。 千春




♪♪♪ 【図書館にて】 ♪♪♪ (短歌とエッセイ)

 海の見える図書館でわたしは本を読んでいた。その図書館は窓際に閲覧用の机をしつらえて、とても素敵な場所である。見上げると瀬戸内海が前面に広がっており、折々に漁船が白い波の尾を曳いて、行き交っている。また沖の方を見渡すと、水島コンビナートへ出入りする大型貨物船が、ゆっくりと進んでいるのが見える。松任谷由美の「海を見ていた午後」の歌詞が甦る。それは、

♪ソーダ水の中を貨物船がとおる
♪小さなアワも恋のように消えていった
というものである。


短歌 (「新日本歌人」3月号に掲載)

図書館でさわぐ児ありて叱りたり叱りてしばし淋しくなりぬ


 そんな図書館に、小学生か中学生が3~4人遊びにきていた。静かに絵本でも漫画でも読むのは構わないが、わたしのすぐ近くの席で騒ぐのである。とても集中して読書などできそうもない。しばらくわたしは黙っていてようすをみていたが、堪らなくなって席を立っていって、叱りつけたのである。彼らは顔を見合わせ気まずいようすをしていたが、いつのまにか去っていった。が、それで一件落着というふうにはいかなかった。わたしの心が何となく淋しくなってゆくのがわかるのである。わたしの心が乾いてゆくのだった。叱るというのは、そんな心持ちになるのも覚悟しておかなければならない、と感じたしだいである。



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プロフィール

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Author:FC2USER634322BTA
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 1947年生まれの68歳で、
「新日本歌人協会」の会員です。
 短歌創作を通じて、平和と民主主義をめざしています。
 住所は岡山県浅口市寄島町です。
 青い海と緑の山、青い空をもつ素敵な村です。
 名前は「千春」ですが、男性です。

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