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如月の海(3)

2016年2月28日(日) 晴れのち曇り

 ようこそ、当ブログにご訪問いただきまして、誠に有り難うございます。心より感謝申し上げます。

 拍手コメントには、ご返事できていませんが、拝読させて頂いています。これからもどうぞお気軽にお寄せ下さい。 千春



♪♪♪ 【如月の海(3)】 ♪♪♪ (短歌とエッセイ)

 先日のことである。今冬最後のような寒気が、山陽地方まで下りてきた。真冬のような寒さが2、3日つづいた。その日わたしは机の前に座って、短歌を考えていたのだが、いい題材が思いつかず途方に暮れていた。そこで思い切って吟行のような、ドライブのような軽い気持で家を出た。わたしは海に沿った道を、車を走らせていった。すると、意外に風が強く道端の幟や竹林なども大きくあおられていた。

短歌

真っ白きうさぎの群れが跳ぶごとく荒波の立つ如月の海


 海に目をやると、三角波が立って瀬戸の海は荒れていた。そこで思い出したのが、小林多喜二の『蟹工船』である。その中に「兎が飛ぶどオーー兎が!」という一節がある。その日の瀬戸内海も荒れて、兎が跳んでいた。もちろん、『蟹工船』の北の海とは比較にならないが、それでも三角波が砕けて白い波が立っていた。兎が群れて跳んでいるように見えるのだ。そんな表情を見せる瀬戸内海もある。いくら穏やかな海だといっても、舐めたら大変なことになる。この海に呑み込まれた漁師は決して少なくない。そんな兎の跳ぶ如月の海だった。



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プロフィール

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Author:FC2USER634322BTA
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 1947年生まれの68歳で、
「新日本歌人協会」の会員です。
 短歌創作を通じて、平和と民主主義をめざしています。
 住所は岡山県浅口市寄島町です。
 青い海と緑の山、青い空をもつ素敵な村です。
 名前は「千春」ですが、男性です。

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