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女が独り

2015年11月6日(金) 曇り 

 ようこそ、当ブログにご訪問いただきまして、誠に有り難うございます。心より感謝申し上げます。

 ブログをお持ちの方のご訪問につきましては、毎日訪問させて頂いていますので、どうか今後ともよろしくお願い致します。なお、お持ちでない方への訪問はできませんが、ひきつづきご愛顧を賜りたく存じます。

 拍手コメントには、ご返事できていませんが、拝読させて頂いています。これからもどうぞお気軽にお寄せ下さい。
 千春

★ 『女が独り』★ (短歌とエッセイ)

 わたしの町は、海の波がひたひたと寄せている故郷である。町の南の島(干拓で陸つづきになっている)には、百メートルくらいの砂浜がつづいている。夏にはもちろん海水浴もできるきれいな砂浜である。「東海の小島の磯の白砂にわれ泣きぬれて蟹とたはむる」、石川啄木が詠んだような白砂である。わたしは日常の暮らしに心が乾いてくると、そこへよく出かける。砂浜にはザ、ザァーと波が打ち寄せ、沖に目をやれば海が180度広がって見える。青い海にいくつもの島が浮かんでいる。

短歌

風が吹く秋の浜辺をものうげに女が独り歩いてゆきぬ


 夏が去って、爽やかな風が砂浜に吹いている。夏の終わり、それはひとつの終り、ひとつの淋しさでもある。烈しく照りつけていた陽射しは、とても柔らかくなっている。友情や恋の終わりの多い季節でもある。その砂浜を女が独り、うつむき加減に歩いている。瞳はぬれていたかも知れない、あるいは唇を嚙んでいたかも知れない。あるいはぼんやり歩いていたかも知れない。女が独り、ものうげに歩いている。秋の磯の光景である。



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プロフィール

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Author:FC2USER634322BTA
FC2ブログへようこそ!

 1947年生まれの68歳で、
「新日本歌人協会」の会員です。
 短歌創作を通じて、平和と民主主義をめざしています。
 住所は岡山県浅口市寄島町です。
 青い海と緑の山、青い空をもつ素敵な村です。
 名前は「千春」ですが、男性です。

♪♪♪リンクは、ご自由に!

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