小さな淋しさ

2015年10月12日(月) 曇り時々晴れ

 ようこそ、当ブログにご訪問いただきまして、誠に有り難うございます。心より感謝申し上げます。

「小さな淋しさ」

 わたしの町の秋祭りに3人の孫たちがやってきた。中・高校生たちである。彼女たちは小さいときから眺めているが、成長がめざましい。わたしの家ではピアノを弾いたり、談笑をしたり、夢を語り合ったりしていた。「わたしは保育士になりたい」、「わたしは看護師になりたい」、「わたしはあの高校に入りたい」などと、将来への希望を話すのだった。

短歌

孫たちが秋の祭にやってきて小さな淋しさ残して帰る


 とても賑やかで、明るい彼女たちである。そして神社にいって屋台でタコヤキなどを買ってきてくれた。昼には巻き寿司や刺身でもてなした。彼女たちが家にいる、その存在だけで家は豊かさに満ち溢れ、希望が湧いてくるようであった。しかしその満ち足りた時間もそう長くはなかった。夕暮れには彼女たちは、自分の居場所へと帰っていった。残されたのは妻とわたしのふたりである。祭のあとというのは、夏の終わりと同じように淋しいものだが、わが家にも「小さな淋しさ」を残して彼女たちは家路についた。わたしの心にちいさな空洞ができて、少しの間ぼんやりとしていた。



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 「人生七十古来稀なり」の古希です。
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 名前は「千春」ですが、男性です。

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