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ふるさと

2015年9月3日(木) 曇り時々雨

 ようこそ、当ブログにご訪問いただきまして、誠に有り難うございます。心より感謝申し上げます。

「ふるさと」

 神戸での「短歌セミナー」は、とても感動的で刺激的だった。今後十年間の目標をもって短歌に親しみ、「いい歌づくり」をしてゆくうえで、大いに役立つセミナーだった。会場は神戸市の郊外で豊かな自然、緑に囲まれとてもいい環境に恵まれたところだった。
 が、にもかかわらず環境の変化は、わたしの身体に異変をもたらした。ふるさとではなかった便秘の症状を引き起こした。わずか三日間ふるさとを離れただけなのに、ふるさとが恋しくなった。
 そこで、帰岡した翌日には少し時間をとって、小さな村をひと廻りしてふるさとの空気を存分に味わった。山の中腹を貫いている山道を車で走り、要所に車を停めて瀬戸内海を眺めた。「ふるさとは遠きにありて思うもの、そして悲しくうたふもの」と、室生犀星は詩に著している。そして、「ふるさとの山に向かいて言うことなし ふるさとの山はありがたきかな」と、望郷の念を詠ったのは石川啄木だった。
 が、わたしはふるさとのふところに抱かれて眠りたいという思いである。今日は海を眺め、山を見上げ、滝の流れ落ちる音を聴き、心の落ち着いてゆくのを感じることができた。ふるさとは遠くから思うものではなく、そのふるさとと一体になって暮らしたい、という思いが募るのだった。「ふるさとよ、おまえの広き胸にわれを抱け、そしてわれはその胸で眠りたい」


短歌 (「新日本歌人」9月号に掲載)

ほととぎす夜の闇裂き高く啼け列島はいまたたかいの中



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プロフィール

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Author:FC2USER634322BTA
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 1947年生まれの68歳で、
「新日本歌人協会」の会員です。
 短歌創作を通じて、平和と民主主義をめざしています。
 住所は岡山県浅口市寄島町です。
 青い海と緑の山、青い空をもつ素敵な村です。
 名前は「千春」ですが、男性です。

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