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百歳の歌人

2015年8月7日(金) 曇り時々晴れ

 ようこそ、当ブログにご訪問いただきまして、誠に有り難うございます。心より感謝申し上げます。

「百歳の歌人」

 わたしの村に「苫(とま)かげ短歌会」というのがあり、わたしもそれに加入している。その短歌会に百歳の歌人がいる。その歌人の短歌をいくつか紹介してみたいと思う。

老いたれど心華やぐ装いで背すじ伸ばしてバスに乗りたし

暮れやらぬ空を眺めて夕陽さす丘の緑葉日々たくましく

頬をさす風にさからい帰路急ぐ歌会のあとのぬくもり抱いて (以上、百歳の歌人)


短歌

百歳の歌びとありて詠いつぐ珠玉の百首上梓するなり (千春)


 百歳の歌人には真実驚かされることが多い。まず自立した生活を営んでいるということである。掃除、洗濯、食事などなんでも自分ひとりでやってしまう。買い物もスーパーまで自分で出かけてゆく。片道3~400メートル歩いてゆくのだから、驚くばかりである。介護保険のヘルパーにもまったく縁がない。歌会での発言もとても百歳とは思えない溌剌さである。耳、目、口も衰えを知らない。そして百歳の歌人は毎日歌を詠んでいる。



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