寺の鐘

2015年7月18日(土) 曇り

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「寺の鐘」

 わが家からちょっと北へ登ったところに峠がある。東の山の稜線が落ち込み、西の山の稜線が途切れる辺りが、峠となって県道が走っている。その峠の丘に古刹がある。檀家が千人を優に超す大きな寺だ。その寺の鐘があかつきに鳴らされる。わが村の一日の始まりを告げるようにそれは鳴る。厳かで低い鐘の音だ。おそらく息災を祈って鳴らされているのだろう。

短歌

黄昏に村の峠の寺の鐘打ち鳴らされてひと日が終わる


 黄昏になると、やはり朝と同じように寺の鐘は打ち鳴らされる。が、夕暮れの鐘の音は朝とは違った趣がある。一日が無事終わったような、そんな鐘の音だ。しかし、村人が熱中症のために畑で倒れ、心臓が止まってもその鐘は打たれる。無事一日が終わらなくても、それは弔いの鐘となって打たれるのだろう。寺の鐘はわたしの暮らしの中に生きている。



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 1947年生まれの70歳で、
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 住所は岡山県浅口市寄島町です。
 青い海と緑の山、青い空をもつ素敵な村です。
 名前は「千春」ですが、男性です。

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