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‘14年ささやき日記 「セクハラについて」

2014(H26)年9月19日(金) 晴れ

   タイトル 「セクハラについて」

 非正規労働者の増大と「セクハラ」の関係について疑問があったので、ネットで調べてみた。結論からいうと、非正規労働者の増大は、「セクハラ」の増加を生んでいるということである。

 「近年、非正規労働者の増加等、就業形態が多様化する中で、(中略)特にパワハラ・セクハラに関する紛争が増加しております」と述べているのは、中央労働委員会(北海道地方事務所)である。

 次に、平成23年度の神奈川県の労働相談の概況をみてみたい。「労働者からの相談では、非正規労働者が約4割(全相談件数11834件)、特に女性のパートからの相談が増加。職場のいやがらせ、パワハラ・セクハラ等の相談が大幅に増加」と、記している。

 また、連合の非正規労働ホットラインのまとめによると、3日間で寄せられた相談は1017件、内容は(中略)「セクハラ・嫌がらせ」の相談が10.1%となっている、述べている。

 このように、三つの資料をあたっただけで、非正規労働者の増大は、セクハラの増加を生んでいる、ということが疑問の余地なく明確に示されている。

 私がこの問題を意識したのは、2013年、第10回民主文学新人賞佳作の望月笑子「無機質な腐敗」という小説を読んでからである。

 この作品ではセクハラがテーマとして扱われていた。非正規労働者のセクハラの「ひとつの典型」として、描かれた作品である。

 「非正規労働者の増大とセクハラの増加は関係ない」という、「まがね文学会」の人もいるが、決してそんなことはない。それは三つの資料をみれば明らかなことである。したがって、非正規労働者を生み出す政治・社会構造は、この点でも罪深いといわなければならない。



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