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‘14年夢日記 「『寅次郎と殿様』を観る」

2014(H26)年8月14日(木) 曇り

   タイトル 「『寅次郎と殿様』を観る」

 「寅次郎と殿様」は、「男はつらいよ」シリーズの19作目である。今回はとくに、嵐寛寿郎を迎え個性の強い人間像(老人)を描き出しているのが印象的である。その老人というのは、伊予大洲の殿様の子孫で、藤堂久宗という。マドンナは鞠子(まりこ・真野響子)といって、殿様の末の息子と結婚していた。が、その息子は亡くなって、いま鞠子は独り身である。

 さて、寅さんは久し振りに「とらや」へ帰ってくる。甥の満男にといって、みやげにおもちゃの鯉のぼりを買ってくる。しかし、「とらや」の人たちは大慌てである。それは、本物の鯉のぼりを裏に上げて泳がせているからだ。寅さんの心持ちを考えると、なんとしても本物の鯉のぼりを見せるわけにはいかない。

 博は、慌てて鯉のぼりを柱から降ろす。他のみんなは寅さんが裏庭にいかないように、何かと気をつかう。寅さんは「なんかおかしいなあ」と感じている。そして、鯉のぼりを降ろしたもののそれを見つかってしまう。「なんで鯉のぼりを買っていると言ってくれなかったんだ」と怒り出す。

 また、悪いことに、犬をもらって飼っていたのだが、その犬の名前に「トラ」とつけていた。社長が、犬に向かって「トラ、トラ」と叱りつけている。それを聞いた寅さんは、怒り出す。社長と寅さんの喧嘩が始まる。すると、おいちゃんが、「お前はまるで野良犬じゃないか」という言葉を投げつける。寅さんは、「それをいっちゃおしめえよ」と言って、旅へ出てゆく。

 寅さんは、伊予大洲の旅館に泊まっている。そこへ鞠子が現れる。鞠子はひとり旅でどこか淋しげな雰囲気を漂わせている。寅さんは鞠子に鮎をご馳走する。そして、寅さんがホタルを見つけて、隣の鞠子に声をかける。鞠子もホタルを眺める、そんな出会いだった。翌朝、寅さんはひとりの老人と出会う。寅さんが落とした500円を拾ってくれたのである。それが殿様であった。町の人が丁寧にあいさつを交わすのを、寅さんは不思議がっていたのである。

 殿様はすっかり寅さんを気に入り「粗餐(そさん)」を差し上げたい」と言って、わが家に招くのである。殿様は、大きな屋敷に住んでいた。執事(三木のり平)もかかえている。寅さんが東京の人間だと知ると、鞠子を知らんかね、という。鞠子は末の息子の嫁だった。その結婚に殿様は、身分が違うと言って反対したのである。しかし、殿様は鞠子に会ってみたいという。

 寅さんに探してくれるように依頼する。寅さんは東京に帰って、鞠子探しをするが見つからない。ほとほと弱っていたところへ鞠子が現れる。寅さんは鞠子に招かれて、彼女の家にゆく。公団住宅の2DKだった。そこには、死んだ夫の写真が飾ってあった。そんな折、大洲から藤堂家の執事がやってくる。手には殿様の手紙を携えていた。その手紙は文語調で書かれており、博が読んでその内容を「とらや」のみんなに伝える。

 その手紙には、二つの用件が綴られていた。一つは、鞠子に大洲へ来て欲しい。二つは、鞠子と寅さんが結婚して欲しい、旨が書かれていた。さくらはその用件を持って、鞠子を訪ねる。しかし、鞠子は、「私、会社の人と結婚しようと思っているの」と言って、父に断って欲しい旨をさくらに伝える。

 それを聞いた寅さんは、傷心のため2階で横になる。また、寅さんは振られたのである。殿様の夢も寅さんの夢も、一瞬にしてパアーと消えてしまった。寅さんは、鞠子にひとめ惚れしたが、振られてしまう。なんともの哀しいことだろう。失恋とは切ないものである。この映画は、その人間の哀しさを描いている。寅さんは、また傷心の旅に出るのである。



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