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‘14年夢日記 「倉敷民商事件」

2014(H26)年7月16日(水) 曇り

   タイトル 「倉敷民商事件」

 倉敷民商事務局員の禰屋(ねや)町子さんが、法人税法違反(正犯)の容疑で逮捕されたのは、1月21日である。2月10日には法人税法違反幇助(ほうじょ)で起訴された。3月5日には税理士法違反で追起訴される。4月25日に第1回公判が開かれ、禰屋さんは、無罪を訴えた。「許せない」、「たたかう」と毅然と主張した。

 禰屋さんの法人税違反幇助については、正犯ではなく手助けというものである。正犯は五輪建設で、3年間で約7000万円の法人税を脱税している。上記脱税で、禰屋さんに何の得があったのか、特別な裏金が渡されたという事実もない。にもかかわらず、正犯の五輪建設は、逮捕も勾留もされず、野放し状態である。

 五輪建設の脱税本犯の社長夫妻に対する事件は、6月18日、各懲役1年6月、執行猶予3年の判決が宣告され、確定している。この事件は、被告人らが公訴事実をすべて認め、検察の取調請求証拠も全部同意したために、具体的な脱税行為は明らかにされないままに終わった。禰屋さんの幇助にかかわる事実は一切出ていない。

 1月21日に逮捕・勾留されて、禰屋さんはまもなく6カ月になろうとしている。1月20日は大寒で、もっとも寒い時で、7月23日は大暑でもっとも暑い時季だ。大寒から大暑まで勾留されているのである。岡山拘置所では苛酷な生活が強いられている。食事は麦飯で風呂は週2回しか入れない。この暑い、汗が噴出す時に、風呂が2回というのは絶えられない仕打ちである。

 しかも、風呂のかけ湯は13回と決められており、それを1回でも多くすると、裸のままで厳しく叱責され、始末書のような文書を書かされる。家族との接見も許されていないのである。夫や母でも面会ができない。そのような勾留がもう6カ月になろうとしている。このような処置をどう考えればいいだろうか。

 これが「人質司法」といわれるものだ。つまり容疑を認めれば釈放するけれども、否認しているあいだは、保釈しないというものである。つまり、容疑を認めろ、そうすれば出してやるということだ。この「人質司法」が何を生み出すだろうか。それは、ウソの自白を強要し、冤罪(えんざい)を生み出す温床になる。

 いままで、この事件のあらましを追ってきたが、7月10日に第3回の公判が開かれた。100席の傍聴席は埋め尽くされ、入れない人が30名以上にのぼった。禰屋さんの娘さんも東京から帰省し、傍聴席の最前列で母親の姿を見守っていた。腰縄、手錠をつけられた母親の姿を見て、彼女は気持を抑えることができず、涙が溢れていた。

 今回の公判の争点は、五輪建設の脱税事件の担当裁判官が、禰屋さんの事件の裁判官になっていることの是非である。つまり、五輪建設で判決を下した裁判官は、証拠などをすべて見ているので、禰屋さんの事件の裁判官にはふさわしくないということである。弁護団は、「回避勧告」を申し立てて、この事件から身を引けと要求したが、裁判長はそれを無視して、公判をすすめた。

 そして、前回公判で弁護団が同意した78点の検察証拠の取調べがおこなわれた。なお、7月8日に、公正判決と早期釈放を求めて、約1万名の個人署名と約250の団体署名を岡山地方裁判所に提出した。この間(かん)の事件の経緯を振り返る時、警察・検察・裁判所は「果たして正義の味方か?」という疑問である。

 一般市民はそれらの機関の人間を「正義の味方」だから、決して誤った判断をしない、という善意の気持をもっている。が、決してそうではなくて、市民がしっかり監視しないと、白を黒と判断する。この裁判も「密室」でやられると、冤罪を生み出すことになる。私はこれからも欠かさず傍聴をつづけ、裁判を見守り、支援の輪を広げてゆきたい、と思っている。



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 1947年生まれの68歳で、
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