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‘14年夢日記 「『近藤勝重の本』を読む」

2014(H26)年6月7日(土) 曇り

   タイトル 「『近藤勝重の本』を読む」

 「書くことが思いつかない人のための文章教室」という本を書いたのは、近藤勝重である。その本に目を通したので、感想を述べておきたい。本を読んだら、できるだけ読みっ放しにならないように、心がけたいものだ。

 いま私は、文章を書くうえで悩んだり、迷ったりしていることがあるので、まずそれを掬いとっておきたい。その問題意識を明らかにしたうえで、近藤勝重の本に触れようと思う。

 まず、「描写と説明」ということである。このブログの文章には、ほとんど描写というものがない。描写がなくて、説明によって文章を成り立たせている。

 もちろん、この文章は徒然(つれづれ)に自分の想いを綴るもので、特に描写が必要だと思わない。が、説明だけでは面白くないのである。読者に与える印象も薄い。

 やはり、描写は読者の心に残る。説明文は読者の心をすりぬけてゆくが、描写文は読者の心にイメージを浮かび上がらせる。読者はそういう文章が読みたいのである。

 ふたつ目は、文末の処理である。私は「です。ます調」ではなく、「だ。である調」で書くタイプである。それは、いくらか小説を書いているので、そこからきている。

 「だ。である調」は、読者に硬い印象を与える。そして、読者に押し付けがましい主張になりやすい。やはり、やさしい感じを与えるのは「です。ます調」である。

 また、文末が、「である。のである」、「だ。のだ」とつづくことがある。同じような文末がつづくと文章を読んだときの、リズムがおもわしくない。このように文末の処理で迷っている。

 もうひとつは、文章の構成の問題である。「序・破・急」や「起・承・転・結」、「現在・過去・未来」など、文章の構成にはいろいろあるが、私はほとんどそれを意識しないで書いてゆく。

 つまり、構成力が弱いのである。書く前に私はほとんど準備しない。いきなり、原稿用紙(パソコン)に向かって書き出す。文章の構成、メモ書きの活用もあまりしない。

 文章を書くにあたって、このような悩みや迷いや問題意識をもって、私は書いている。それで、近藤勝重の「文章教室」の本を手にとったというわけである。

 この本は、私の問題意識に十分応えてくれた、すぐれた「文章教室の本」だった。「描写と説明」、「文末の処理」、「文章の構成」などの疑問が解けていった。

 また、「観察力をどう養うか」や「伝わる文章を書くには?」、「そもそも書く手順とは?」や「推敲(すいこう)」についてなど、分かりやすく書いている。

 この「文章教室」は、すぐれた内容の本だが、しかし、それを一度読んだからと言って、「いい文章」がすぐに書けるわけではない。

 やはり、文章を書くということも、スポーツや音楽や絵画と同じように、それなりの修練が必要である。ときどき、この本をひもときながら、文章を書くことを愉しみつつ、生きてゆきたいものだ、と思っている。

 ちなみに、この本では「結句で決意を書いたり、思う、考える、感じる」という言葉を使ったりすることを戒めている。が、私の文章はそれに反している。「いい文章」を書くことは、難しいということの証左である。



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