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‘14年夢日記 「ホームシアター」

2014(H26)年5月18日(日) 晴れ

     タイトル 「ホームシアター」

 私は連休の後半から、「ホームシアター」としゃれ込もうと思って、ビデオレンタル店よりDVDを仕入れてきた。喜劇からシリアスなものまで多彩な内容のものを10本借りた。

 連休に私は、どこにも出かけることがなかったので、DVDの映画が唯一の娯楽となった。私はちょっとヘソ曲がりのところがあって、人が楽しそうに繰り出す場所へはあえて出かけない。そこで、「ホームシアター」を選んだというわけである。

 「ホームシアター」といっても、特別なことはしない。ダイニングルームのカーテンを引き、外の光が画面に映らないようにする。もちろん、DVDの観賞は部屋を明るくして観るというのが鉄則なので、蛍光灯を点ける。そして、コーヒーとメモ用紙を手元に出して、準備完了である。

 一週間ほどで10本の映画を観たが、私は喜びよりも失望のほうが大きかった。10本のうち、私の心に響いてきたのはたった2本だけだった。あとの8本は、渥美清主演の喜劇や野村芳太郎監督のものがあったが、心を打たなかった。

 他に、「武士の家計簿」や「わが母の記」なども観たが、いずれも退屈させるような映画だった。しかし、笠岡市のビデオレンタル店に行って、一時間以上も棚を探して見つけたものである。

 笠岡市のレンタル店には、もう私の心を惹きつけるようなDVDは底をついてきたということだろう。山田洋次や野村芳太郎、黒澤明や小津安二郎、溝口健二や木下恵介監督のものは、ほとんど観ている。

 洋画のいい作品をまったくおいてないというのは、田舎のレンタル店からだろうか。鉄道員や自転車泥棒、ローマの休日やカサブランカ、ひまわりやチャップリンの作品が見あたらないのだ。こういう作品もおくべきだと思うが、需要が少ないに違いない。だから、名作を取り揃えていないのだろう。

 が、10本のうち2本良かったと思うのは、「なごり雪」と「精霊流し」だった。奇しくも、この2本は歌の題名であり、内容もこの歌をモチーフに創られている。

 「なごり雪」も「精霊流し」も歌詞の内容をふくらませて、実にいい映画に仕上がっていた。「なごり雪」は、50歳前後の男たちが、青春時代を回顧するという、とても切ない物語である。

 それを三浦友和が好演していた。「なごり雪」のヒロイン、雪子が枕に詰め込む布の小片を、まるで雪のように降らす場面は、非常に幻想的で美しかった。脚本家と監督の想像力に、私は深くとらえられた。

 「精霊流し」は、背景に長崎の原爆があり、この作品も切なく哀しい物語だった。松阪慶子扮する被爆者が、黄泉の国に旅立ってゆく。その精霊を送るために豪華な船を作って、精霊流しをする。心を締め付けるような映画だった。

 10本のうち、心を打ったのは2本だけだったけれど、それは今も心の奥底に余韻として残っている。こうした映画があるから、「ホームシアター」も映画観賞もやめられない。また、優れた映画に出会えることを祈りたいと思う。



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