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‘14年夢日記 「文化の発信地」

2014(H26)年5月10日(土) 晴れ

     タイトル 「文化の発信地」

 わが町のいいところを三つ上げるとすると、一つは自然に恵まれていることだろう。私の家の二階にあがって、窓辺に立てば海を臨むことができる。瀬戸内海の多島美といわれる島々が、ちょうど浮かんでいるように見える。

 私の書斎からは、山を眺めることができる。東の山の裾野と西の山の裾野に峠がある。その峠には古い寺があり、午前6時になると鐘楼の鐘がなって、書斎にも厳かな響きが届く。海と山があり、そして広い空が、折々に色彩を変えて飽きることがない。

 二つには、活きのいい魚をたべることができることだ。わが町は漁師町で、豊富な魚が店頭に並ぶのでほとんど毎日、わが家の夕食の卓には新鮮な魚がのぼることになる。とくに、酒の肴にするカキ、シャコ、カニ、貝柱などは私の最も好きなものである。

 そして、三つ目がわが町の文化の発信地ともいえる図書館である。全国にもあまり例のない、海べりに建つ図書館で、立地条件はいうことはない。私はこの図書館によく足を運ぶ。

 小さな町なので、蔵書はあまり多くないが、県立図書館や他の図書館と連携しているので、さほど困るということはない。近くの図書館なら翌日には届くし、県立図書館ならインターネット予約しておけば、そのうち届くのである。

 この小さな図書館が、わが町の文化の発信地である。先日には、向田邦子原作の「父の詫び状」という映画会が催された。私も観にいってきたけれど、10人ほどの人たちが観賞し、こぢんまりとした映画会だった。

 その前には、「大人のための紙芝居」という会が催された。図書館の若い職員が演じてくれるのだけれど、とても巧い。このように、小さな図書館だが、職員が色んな知恵をしぼって、「子どものためのお話の会」なども開いている。

 わが町は、比較的文化の遅れた町のように見えるけれど、図書館の職員が創意工夫をして、親しみのある、温かい文化の発信の地となっている。私はほとんど本というものは買わないで、図書館を利用しているから、貴重な存在である。

 昔は、惜しみなく本を買っていたけれど、今はその経済的余裕もないし、わが家の部屋も狭くなるので、私にとって、図書館はかけがえのないものである。わが町に図書館があるというだけで、心が豊かになると思えるから不思議である。

 今日行って書棚を眺めていたら、藤沢周平の全集と向田邦子の全集があることに気づいた。いずれこれらの全集を少しずつ読んでゆけたらと思っている。二つの全集に出会っただけで、私の心はうきうきしてくる。

 「まだ、死ねないぞ」と思う。まだまだ、読みたくて読んでいない本は、数限りなくある。一冊でも多く読んで死にたいと思うと、まだまだ死ねない。わが町の「文化の発信地」、寄島図書館は、私にとってなくてはならないものである。



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 1947年生まれの68歳で、
「新日本歌人協会」の会員です。
 短歌創作を通じて、平和と民主主義をめざしています。
 住所は岡山県浅口市寄島町です。
 青い海と緑の山、青い空をもつ素敵な村です。
 名前は「千春」ですが、男性です。

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