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‘14年夢日記 「『文章術の千本ノック』を読む(2)」

2014(H26)年4月25日(金) 晴れ

  タイトル 「『文章術の千本ノック』を読む(2)」

 今回は、著者の林望氏の添削についてみてみたいと思う。前回、著者の文章作法の考え方について記してきたが、その考えが添削という作業のなかに、具体的にみることができる。その添削を写しとってみたいと思っているが、要点だけに留めざるをえない。

 「課題・私のパートナー」

 「15年目の思い」――★ 題名はもっと面白く考え直すように

 「困窮した」――★ 困り果てた

 「父親譲りである」――★ 父親そっくりである

 「私を困惑させている」――★ 私をギョッとさせている

 「赤い糸」――★ 題名が陳腐! もっとましな題を

 「私と夫と出会ったのは、十七才の時である。――★ つまらない書き出し。これでは読む気がおこらない。

 「課題・あれは美味しかったなあ」

 「最も欲していたもの。」――★ 体言止めが少し多すぎる

 「課題・アブナイ経験」

 「帰り道」――★ 題名をもう一工夫

 「私を追って来るような事はなさそうだ」――★ 私を追って来る気配はない

 「課題・あれは美味しかったなあ」

 ――★ 段落の最初の文字は一字下げ

 「和風!第一印象である」――★ !のあと、一字アケル

 「ここのラーメンにはまってしまった」――★ こういう下品なことは書かぬように

 ――★ ボキャブラリーが貧弱で、せっかくの味が十分に描かれていない

 「私はそんな恐怖に襲われていた」――★ 大げさな表現

 「友人Mの軽い一言」――★ イニシャルにする必要はないのではないか

 「野蛮な旅」――★ 冒険旅行

 「現地はすごい恐怖にふるえていた」――★ 誰もが恐怖にふるえていた

 「ないていた」――★ 泣いていた

 「課題・もう一度行きたい」

 「私の父は戦地で青春時代のまっただ中を過ごして」――★ まっただ中をトル

 「課題・私の好きな人」

 「真上にあったはずの太陽が西の方にあるように見えるのは私の気のせいだろうか」――★ 見えるから後はトル

 「一生懸命になれる人物が私は愛しくてしょうがない」――★ 一生懸命になれる彼女を、私は大好きなのだ

 このように添削されて、もう一度書き直した文章が巻末に掲載されているが、実に見事な文章になっている。①文字を惜しめ ②文章の「客観性」 ③観察 ④文体 ⑤テーマ ⑥文章の品格 ⑦文章とユーモア ⑧悪口は書くな というリンボウ先生の教えに則って、品格のある文章に結実している。

 最後に、リンボウ先生は、文章をパソコンで書くことを勧めている。いままで、そういう主張を説く人に出会ったことがなかった。民主文学会の作家の中でも、パソコンで書くことを嫌がる人はかなりいる。私はパソコンでないと文章が書けないので、ずいぶん大きな示唆を受けた。やはりプロの添削は的を射ている。鮮やかである。



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