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‘14年夢日記 「菜の花と海」

2014(H26)年3月27日(木) 晴れ

『しんぶん赤旗』TOPニュース
 消費税5%増税から17年 進む貧困化に大増税が直撃 
 「貯蓄なし」3倍 賃金70万円減

     タイトル 「菜の花と海」

 菜の花や 月は東に 日は西に

 菜の花を 墓に手向けん 金福寺

 菜の花や 摩耶を下れば 日の暮るる    与謝蕪村

 菜の花の 遥かに黄なり 筑後川    夏目漱石

 岡山県笠岡市の干拓地に、1000万本の菜の花が咲き誇っているというので、出かけることにした。加藤登紀子の「100万本のバラ」というのは好きな歌だが、その10倍の1000万本というのだから、それに惹かれて車を走らせた。

 私の村から、右に左にうねった海岸線を通ってゆくことにして、しばらくその道を駆けた。

 春の海 ひねもすのたり のたりかな    与謝蕪村

 瀬戸内海を左に見て、海岸線をゆくと青い海に白波が立っている。与謝蕪村の詠った春の海ではなかったが、しかし、春の陽光が降り注ぎ海は万華鏡のように色彩を変え、きらめいていた。

 私は何度も道の脇に車を停め、海を眺めた。岸辺に打ち寄せ、波が白く砕けている。遠く瀬戸の島々が浮かんで、霞んでいた。白と緑色のフェリーが、白い尾を引いて遠ざかってゆく。少し風があって、「のたりのたりかな」という風情ではなかったが、春の海に感動して、思わず声を挙げずにおられなかった。

 1000万本の菜の花は、壮観であり圧倒された。まさに菜の花の黄色い絨毯である。今冬は寒かったので、花が開くのが1カ月遅れたそうだが、ようやく見ごろになったようだ。

 若いカップルや幼い子どもたちが菜の花畑に入って、その花を満喫していた。まだ7分咲きだということなので、まだまだ美しくなってゆくだろう。菜の花畑をそぞろ歩きをしていると、その花の香りが漂ってきて、その匂いに包まれる。感動の一瞬である。

 多くの人が、菜の花の観賞にきていて、菜の花畑を散策したり、カメラのシャッターを切ったりしている。私も遊歩道をゆっくり歩いて、菜の花畑を見渡して黄色の鮮やかさに見とれていた。見ごろは4月いっぱいなので、もう一度来てみようと思った。

 が、違和感を覚えないわけではなかった。与謝蕪村の詠った菜の花とは少し違うように思った。どこか、人工的なのである。情緒にどこか欠けている。小さい畑にひっそりと、そして鮮やかに咲く菜の花とは趣が少し違うのである。

 しかし、「菜の花と海」に魅せられた一日であった。風は少しあったが、春の陽光が海と菜の花に降り注ぎ、きらめいていた。この感動は忘れられないものとして、心に刻まれることになった。



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 1947年生まれの68歳で、
「新日本歌人協会」の会員です。
 短歌創作を通じて、平和と民主主義をめざしています。
 住所は岡山県浅口市寄島町です。
 青い海と緑の山、青い空をもつ素敵な村です。
 名前は「千春」ですが、男性です。

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