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夢日記 「エリカ 奇跡のいのち」

2013(H25)年12月27日(金) 曇り時々晴れ

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     タイトル 「エリカ 奇跡のいのち」

 これは一冊の絵本の題名である。大門実紀史参院議員のお薦めの絵本だ。彼の国会質問はテレビやムービーでほとんど欠かさず視聴しているが、ユニークな雰囲気をもった議員である。そして、政府から有力な答弁を引き出すといった、そんな特徴を持っている。

 この絵本は、重い題材を描いているが希望に満ちた話である。読後感は、心にずしりと残る重さと、射してくる光に包まれる希望がある。その希望が決して軽くはなく、重く暗い背景が横たわっているから、余韻として心にいつまでも残る。

 私がこの絵本を読もう! と心に決めたのは、日曜日の午後5時30分だった。図書館は6時に閉館する。電話をかけこの絵本の有無を訊き、在庫があるということなので電話予約をして、車を飛ばして図書館に行った。着いたのは、閉館10分前だった。図書館員はこの絵本を用意して待っていてくれた。

 夕食を摂って私は、電気ゴタツに入ってすぐに読んだ。寒い日で私は震えながらこの絵本を読んだ。しかし、心は熱くなってゆき、この絵本を閉じたあとも、私はしばらくその世界に想いを馳せて、余韻にしたっていた。

 物語は1944年のことだ。その背景には第二次世界大戦でじつに600万人ものユダヤ人が殺されているという事実がある。銃殺されるか、飢え死にさせられるか、コンクリートの部屋に閉じ込められて、焼き殺されるか毒ガスで殺されるか、したのだ。

 エリカ(この名前は育ててくれた人がつけてくれたものである)は、生まれて2~3カ月の赤ちゃんだった。エリカは両親とともに、強制収用所に送られるために、牛をはこぶ貨車にぎゅうぎゅうづめに押し込められていた。

 母親は、エリカの顔中になんどもキスをして、「愛してるわ」と言って、涙を流し神さまにお祈りしたにちがいない。

 列車がある村を通る時、スピードを落としたので、両親は「いまだ」と思って、天井近くにある小さな窓を見上げた。窓にはとげのある針金が張られていた。それを押しひろげ、毛布にくるんだエリカをその窓から、ほうりなげた。

 絵本には、ピンクの毛布にくるまれたエリカが、空を飛び、そして、線路脇の草むらのうえに横たわっている絵が鮮やかに描かれている。モノトーンの色彩のなかで、ピンクの毛布は鮮やかである。

 そして、近くにいた人がエリカをひろいあげ、家につれていってくれて、育ててくれたのだった。エリカは大切に育てられて、結婚もし3人の子どもにも恵まれたのである。

 エリカはこう語っています。
 お母さまは、じぶんは「死」にむかいながら、わたしを「生」にむかってなげたのです。

 いまも私は、この絵本の物語を静かに受けとめ、そして重く、そして希望にみちた話に、心を打たれている。



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