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夢日記 「小説のモチーフ・テーマ」

2013(H25)年12月11日(水) 曇り時々晴れ

『しんぶん赤旗』TOPニュース
 秘密保護法認めない 学者3500人突破 成立後も続々 
 思い同じくする人広げたい 「学者の会」よびかけ人 佐藤学教授

     タイトル 「小説のモチーフ・テーマ」

 このたび私は、短編小説集を編むことになったが、それに収載される作品を眺めてみると、面白いことに気がついた。この作品集には12の短編を選んで載せることにしている。

 12の短編をおおまかに分類してみると、「戦争」にかかわるものが12のうち6編ともっとも多い。ちょうど半数である。あと、「労働問題」が2編、「人間の在りよう」を描いたものが2編、そして、「自身の生き方」に関わるものが2編となっている。

 これらの短編は、夢中で書いてきたものであり、はじめから「モチーフ・テーマ」を意識してこなかった。が、まとめて短編集を俯瞰してみると、このように分類される。ここでは「戦争」にかかわる作品について述べてみたい。

 「戦争」については、大局的には反戦ということになるけれど、しかし反戦というよりも、戦争によって人間がどのような生き方を強いられるか、その人間の生き方のほうにウェートがおかれている。

 私は戦前・戦中の世代ではない。いわゆる団塊の世代で、戦後生まれである。したがって、6編の作品は戦前・戦中を描いたものではない。戦争によって、人々が戦後どのような生き方を強いられたか、どのような生き方をしたかを描いたつもりである。

 なぜ、私は先の戦争にこだわって書いてきたのだろうか。私の家には直接に戦争の惨禍をうけた人間はひとりもいない。ただ、戦後の我が家の日々の暮らしは、否応もなく戦争を引きずっていた。貧窮の底であえいだ暮らしが、私の「戦争」であった。

 それが、身をもって体験している「私の戦争」である。ここらあたりに私と戦争の切っても切れない、切実なモチーフがあるように思う。この戦後の体験がなければ、私の作品は生まれることは無かっただろうと思う。

 そして、もうひとつのモチーフは、日本社会の戦前への回帰の志向である。それは日本共産党第26回大会決議案で述べられているように、「侵略戦争を肯定・美化する歴史問題での逆流を日本の政治から一掃する」という観点である。

 このような、政治・社会の動向が私に「戦争」にかかわる小説を書かせたのだろうと思う。そういう戦前への回帰という政治的・社会的な策動がなければ、決して私の小説は生まれていない。

 このように、私の作品の「モチーフ・テーマ」は、戦後の私の貧窮な生活の在りようと、戦前への回帰を志向する政治・社会の策動に対する「異議申し立て」である。



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 1947年生まれの68歳で、
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