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エッセー【深 き 白】

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2018年2月16日(金)曇りのち晴れ

 ご訪問いただき誠に有り難うございます。

  見上ぐれば
   水平線の
   上空に
   深き白なる
   雲湧き出ずる


 この短歌は「新日本歌人」という歌誌に掲載されたわたしの歌です。

 わたしの住んでいる町は、瀬戸内海をふところに抱く「海を抱く村」です。町の東と西の端にちょっと突き出た岬があって、ちょうど海を抱くように、入り江になっているのです。

 そんな町にわたしは住んでいるのですが、その町の前には瀬戸内海がゆったりと広がっています。瀬戸内海は多島美で有名ですが、わたしの前の海も多くの島が浮かんでいます。

 その町からは四国山脈も望めますし、瀬戸大橋も望めます。町の広報などでは、瀬戸大橋の見える町として、ピーアールしているくらいです。

 海辺に立って瀬戸内海を眺めると、瀬戸大橋が白く輝いて、島々を縫い岡山県から四国へと延びているのがよく見えます。海辺に建つ喫茶店に入ると、「あっ、瀬戸大橋!」と声を上げている、町外の人をよく見かけます。

 そして瀬戸内海の水平線が、弧を描いて水島灘(なだ)から笠岡諸島へと延びているのがくっきりと見えます。オレンジ色のフェリーボートが笠岡諸島を行き交っています。

 その水平線の上空に、折々に白い雲が湧くことがあります。それは殆んど夏に見られる光景ですが、目を奪われるような白い雲です。盛り上がるように白い雲は「湧き出ずる」のです。

 わたしが感動するのは、その雲の色です。単なる白い雲ではないのです。その雲は「深い白」なのです。深い白というのはどういう色なのだろうかと思うのですが、言うなれば乳色をした白色です。

 その深い白色をした雲を眺める時、深い感動に包まれます。しばらく海辺に立ち尽くして、その雲を眺めている自分がいるのです。それはまさに、自然と人間との深い交流です。



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 「人生七十古来稀なり」の古希です。
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 住所は岡山県浅口市寄島町です。
 青い海と緑の山、青い空をもつ素敵な村です。
 名前は「千春」ですが、男性です。

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