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エッセー【贈られし言葉】

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2018年2月12日(月)晴れ時々曇り

 ご訪問いただき誠に有り難うございます。

  「新しき
   変革の道へ
   歩み出でよ」
   高校の師の
   贈りし言葉


 この短歌は「新日本歌人」という歌誌に掲載されたわたしの歌です。

 永い人生の中で人は出会いと別れを繰り返すことになります。その出会いの中で自分の一生を決定づけるような出会いもあります。

 その出会いがわたしに訪れたのは、高校時代のことです。わたしはその時代に世界史の教師と出会ったのです。その高校はとても荒れていました。

 生徒ももちろん悪かったのですが、それに対して一部の先生たちは、暴力をもって対処していました。横一列に生徒を並ばせて、顔面を次々に殴ってゆくようなこともありました。

 退学処分や自宅謹慎などを乱発し、制裁によって生徒を抑え込もうとしていたのです。暴力や制裁は決していい解決方法ではありません。負の連鎖となって、ますます生徒は荒れるようになり、先生の目の届かないところで、非行に走るようになります。

 ところが、世界史の教師を始めとして、組合の先生方は生徒との交流を重視して、率先して生徒の中に入ってゆきます。授業なども工夫して、生徒の興味を惹きつけるようにやっていました。

 物理の先生は、「今日は教科書を閉じていい。先日観た演劇の話をしよう!」と言って、「阿部一族」の物語を語ってくれました。先生は教卓に座って、「阿部一族」の話を熱く語ったのです。

 世界史の教師は、ベトナム戦争について、その本質を分かりやすく話してくれました。そして日本が如何にこの戦争にかかわっているか、ということなども詳しく語ってくれたのです。

 そしてその教師は「新しき変革の道へ歩み出でよ!」と、わたしたちに語り、高校を送り出してくれました。それが先生の「贈る言葉」だったのです。その言葉は今もわたしの心に深く刻まれています。



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 「人生七十古来稀なり」の古希です。
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 住所は岡山県浅口市寄島町です。
 青い海と緑の山、青い空をもつ素敵な村です。
 名前は「千春」ですが、男性です。

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