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エッセー【父の日】

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2018年2月11日(日)曇り時々晴れ

 ご訪問いただき誠に有り難うございます。

  父の日に
   養女となして
   育てたる
   嫁ぎし子より
   枕が届く


 この短歌は「新日本歌人」という歌誌に掲載されたわたしの歌です。

 わたしの兄は36歳の若さで亡くなり、3人の子どもが残されました。わたしは3人の子どもを養子、養女として育てることになります。

 わたしの兄は、勉強は出来なかったけれど、とても人のいい好人物でした。兄は父の仕事を継いで、型枠の大工をしていましたが、酒が入ると人が変わったようになります。

 ある時、長兄と喧嘩をして、実家の土間や玄関先に灯油をまいて、「火をつけるぞ!」と脅したことがあります。すると母は、その灯油の上に座り「火をつけてくれ!」と言って、まさに修羅場となったのです。

 しかし普段は、仕事仲間などにも慕われていました。子どもたちもよく可愛がり、よく面倒を見、あちこちに連れていったようです。

 死因は肝臓の衰弱という診断がなされましたが、わたしは洗面所で倒れて、手洗いの陶器に頭をぶつけて亡くなったと思っています。トイレにいってよろけて頭をぶつけたのが真相のようです。

 そんな兄が、双子の兄弟と娘を残して亡くなったために、わたしが3人の子どもを養子、養女としたのです。つまり、わたしは兄嫁と結婚したというわけです。

 3人の子どもは、グレルこともなく順調に育ってくれたと思っています。それぞれ家を新築し、独立して新しい家庭を築いています。

 3人の子どものうち、養女は看護師となり、看護師の夫とともにいい家庭を営んでいます。その養女から、父の日に贈り物が届きました。開けてみると、珍しいイグサの枕だったのです。わたしは彼女に感謝しつつ、夏用として愛用しています。



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 「人生七十古来稀なり」の古希です。
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 ゆきたいと思います。
 住所は岡山県浅口市寄島町です。
 青い海と緑の山、青い空をもつ素敵な村です。
 名前は「千春」ですが、男性です。

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