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エッセー【亡き母の言葉】

シクラメン・11~3月



2018年2月3日(土)曇りのち晴れ

 ご訪問いただき誠に有り難うございます。

  亡き母は
   晩成なれと
   吾に言い
   何時も励まし
   くれし杳(とお)き日


 この短歌は「新日本歌人」という歌誌に掲載されたわたしの歌です。

 今になって思えば、わたしは小、中、高と、家で勉強をしたことが殆んどありません。では図書館で? と思われるかも知れませんが、それもまったくないのです。

 では勉強が嫌いだったのかと言えば、そうとも言えないのです。だいたい勉強がどういうものか、ということも分かってなかったのですから、好きだ! 嫌いだ! という意識もなかったように思います。

 わたしの小、中の成績は、通信簿にカモメが群れになって飛んでいました。つまり、5段階評価で殆どが3ということです。ごくごく普通な、良くもなく悪くもない、なんとも面白くもない成績でした。

 わたしが勉強に目覚めたのは、高校3年の頃からだったように思います。その頃、文芸部に入って文学や社会に対して、関心が向くようになったのです。それから意識的に勉強を始め、面白くなったように思います。

 小、中学生の頃、成績が芳(かんば)しくなかったのですが、両親は殆んどそのことに触れなかったように思います。たぶん子どもの勉強どころではなかったのではないでしょうか。

 子どもの勉強よりも何よりも、一家6人が食べてゆくのに腐心していたように思います。戦後の生活の困窮にあえいでいたからでしょう。日々の暮らしを営むのに精いっぱいだったようです。

 ところが、母は折に触れてわたしにこんなことを言って励ましてくれました。「千春は、大器晩成だから頑張れよ!」という言葉を掛けてくれたのです。その言葉はそれからずっと今まで、わたしの中で生き続けています。

 大器とはなれなかったけれど、ひとすじの道は歩んでこられたように思います。言葉というものの大切さを痛感しています。



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 「人生七十古来稀なり」の古希です。
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 住所は岡山県浅口市寄島町です。
 青い海と緑の山、青い空をもつ素敵な村です。
 名前は「千春」ですが、男性です。

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