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エッセー【寺 の 鐘】

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2018年1月30日(火)晴れ時々曇り

 ご訪問いただき誠に有り難うございます。

  夕さりて
   峠の寺の
   鐘が鳴る
   少年少女が
   家路を急ぐ


 この短歌は「新日本歌人」という歌誌に掲載されたわたしの歌です。

 わたしの家の近くに小さな峠があります。不思議なものでこの峠のこちら側と、その向こうとでは気象がずいぶん違います。こちら側は瀬戸内海に面した南の村落です。その向こうは内陸側になっています。

 峠の向こうは雪が降ったり、霜がおりたりしていても、こちら側は何ともないのですから不思議なものです。わたしの家は瀬戸の海側にありますから、冬はとても助かっています。

 その峠に寺があります。ずいぶん檀家の多い寺で、檀家は1500軒近くあるでしょうか。わたしの書斎から寺の本堂や大イチョウなども、望むことができます。大イチョウの黄葉に染まった大木は見事です。

 その寺の朝6時と夕刻の6時に、鐘が厳(おごそ)かに打ち鳴らされます。わたしはその寺の鐘を聞くと、なぜか心が落ち着き癒されます。どことなく心の奥深くに染(しみ)みわたってゆくようです。

 いまの時期はもう夕刻の5時といえば、薄暗くなって子どもたちは、外で遊んでいるということは殆んどありません。しかし、春から秋にかけては、6時から7時といえば子どもたちは外遊びをしています。

 寺の境内で遊んでいることもあれば、近くの公園で遊んでいることもあります。そして、夕さりて寺の鐘が打ち鳴らされると、少年少女は遊びを切り上げて、家路へと急ぐのです。

 こういう光景は都会では見ることはできないでしょうが、わたしの村ではまだまだ残っているのです。峠の鐘が鳴り、少年少女が遊びを切り上げ「また明日!」と言って家路を急ぐ光景は、どことなく郷愁を誘います。



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 「人生七十古来稀なり」の古希です。
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 ゆきたいと思います。
 住所は岡山県浅口市寄島町です。
 青い海と緑の山、青い空をもつ素敵な村です。
 名前は「千春」ですが、男性です。

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