エッセー【裸足の少女】

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2018年1月24日(水)曇り時々晴れ

 ご訪問いただき誠に有り難うございます。

 砂浜を
  裸足で少女が
  駈けてゆく
  小島の果ての
  虹に向かいて 


 この短歌は「新日本歌人」という歌誌に掲載されたわたしの歌です。

 わたしの町の沖に小島があったのですが、今は埋め立てられて陸続きになっています。その小島には100人~200人の人が暮らしていて、漁を生業(なりわい)としていました。

 こちらの町にやってくるのは船を利用していました。小、中学校の友だちも船でやってきます。わたしたちはこちらの町からその小島まで泳いでゆくことが夢でした。そして島まで泳ぐことが出来れば、一人前と言われたものです。

 その島の南側には長い砂浜が続いています。100メートルもあるような綺麗な砂浜なのです。海水浴にやってくる人も少なからずいますが、砂浜からすぐに深くなっているために、あまり海水浴には適していないようです。

 今ではその小島までは埋め立てられて、車でゆくことができるのです。観光客が車でやってきて、砂浜を歩いている光景をよく目にします。渚を歩いたり貝を拾ったりして楽しんでいます。

 ある時、その砂浜を裸足の少女が腕を前に突き出して、駈けてゆくのに出くわしました。懸命に渚を駈けてゆくのです。そのようすをしばらく眺めていました。

 すると、その小島の果てに虹が立っていたのです。裸足の少女はその虹に向かって、懸命に駈けてゆくのです。その虹をつかもうとするかのように、砂浜を少女はゆきます。それはまるで映画のワンシーンのように、美しいものでした。



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 「人生七十古来稀なり」の古希です。
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 住所は岡山県浅口市寄島町です。
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 名前は「千春」ですが、男性です。

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