エッセー【海走る】

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2018年1月23日(火)曇りのち晴れ

 ご訪問いただき誠に有り難うございます。

 上げ潮の
  波迫りきて
  海峡は
  白く泡立ち
  海走るなり


 この短歌は「新日本歌人」という歌誌に掲載されたわたしの歌です。

 わたしの町のちょっとした岬の先に、小さな島がみっつあります。その島は三ツ山と呼ばれ、多くの人に親しまれています。その近くの大きな公園も「三ツ山スポーツ公園」と名付けられているくらいです。

 その三ツ山と岬の間は海峡となって、満潮の時などは、ゆったりとたゆたっています。ところが潮が満ちてくるときなどは、流れがとても速くなります。潮が白く泡立ち烈しく流れます。

 まさに「海が走る」という形容がぴったりなのです。その光景を眺めていると、自然の力強さをひしひしと感じます。そして、魚が銀鱗を光らせて飛び跳ねるのです。

 この岬には近隣の町からも遊びにやってきます。この岬から釣り糸を垂れてのんびりと、釣りを楽しんでいる人がいたり、瀬戸の海を眺めていたりします。ここはちょっとした観光地になっているのです。

 上げ潮には海峡は、烈しく流れ海は走るのです。その走る海の上を黄蝶が羽根を震わせて三ツ山に向かって飛んでゆきます。銀鱗が跳ね、蝶が舞います。わたしはいつまでもそこに立ち尽くして、その情景を眺めていることがあります。わたしの故里はそんなところです。



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 「人生七十古来稀なり」の古希です。
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 住所は岡山県浅口市寄島町です。
 青い海と緑の山、青い空をもつ素敵な村です。
 名前は「千春」ですが、男性です。

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