スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

エッセー【うららかな春】

ume00012.jpg




2018年1月15日(月)晴れ時々曇り

 ご訪問いただき誠に有り難うございます。

うららかな春は

 きびしい冬のあとに来る

 可愛い蕗(ふき)のとうは

 霜の下で用意された


 これは宮本百合子の言葉です。彼女は1899(明治32)年に生れ、1951(昭和26)年に惜しまれて、亡くなっています。まだ52歳の働き盛りでした。

 彼女は、まだ女学生だった17歳の時に、「貧しき人々の群」で鮮烈的なデビューを果たします。天才少女の出現として注目を集め、その後もプロレタリア文学の作家、評論家として活躍しました。

 主な作品は、「伸子」、「道標」、「風知草」、「播州平野」などで、わたしはそれらの小説を青春時代に読み、彼女のファンになりました。

 最初に上げた言葉はわたしの大好きな言葉です。この言葉は単に自然の姿、ありようを述べたものではなく、戦前のきびしい社会にあって、それは決していつまでも続くものではなく、やがて希望に満ちた社会がやってくることを暗示しているのです。

 そして希望というものは、困難な情況の中にあっても、その中で耐えて耐えて、準備されるものだと語っているように思います。この言葉は、きびしい社会や人生を生きている誰にも当てはまる普遍的なものです。

 だからこそ、彼女が亡くなって65年以上経っても、人々の心に残っているのです。それだけ生命力のある言葉として、今でも人々を励まし続けているのでしょう。

 わたしも青春時代から今日まで、どれだけこの言葉に励まされてきたことでしょう。人生の歩みの中で、きびしい情況に立ち入ったとき、この言葉が脳裏に自然に立ち上がってくるのです。

 これからもわたしはこの言葉とともに、歩むことになるでしょう。 ♪うららかな春は きびしい冬のあとに来る ♪可愛い蕗のとうは 霜の下で用意された   宮本百合子



よろしければポチっとお願いします。
スポンサーサイト
リンク
プロフィール

FC2USER634322BTA

Author:FC2USER634322BTA
FC2ブログへようこそ!

 「人生七十古来稀なり」の古希です。
 日々の暮らし・想いを自由に 綴って
 ゆきたいと思います。
 住所は岡山県浅口市寄島町です。
 青い海と緑の山、青い空をもつ素敵な村です。
 名前は「千春」ですが、男性です。

♪♪♪リンクは、ご自由に!

最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。