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エッセー【不思議な病気】

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2018年1月11日(木)曇り時々晴れ

 ご訪問いただき誠に有り難うございます。


 それは突然やってきました。30歳のころのことです。わたしが朝食を終え、新聞を開いて読もうとした時です。新聞が3行までは読めるのですが、それ以上は読めなくなってしまったのです。

 それは新聞だけにとどまりませんでした。本や仕事の資料なども読めなくなったのです。わたしは本が好きで、日本文学全集や世界文学全集を求めて、読んでいたのです。ところが、3行まで読み進めると、頭ががんがんして、それ以上読めなくなったのです。

 その兆しはいくつかありました。まず耳鳴りが始まり、わたしは耳鼻科医院を2~3軒回りました。ところがどこの医院も原因を特定することはできませんでした。

 そして、身体の倦怠感です。身体が鉛のように重いのです。布団に横になっていたりすると、地の底に落ち込んでゆくような錯覚にとらわれてしまうのです。立って用事をしていると、すぐに横になりたくなってしまいます。

 さらに、人との会話が苦痛になってしまいました。人の話が頭脳に入って来ないのです。わたしの感じから言うと、脳が鉄板のようになって、外部からの情報を吸収できなくなってしまったようです。

 わたしはこれらの症状のために、いくつの病院を回ったことでしょう。しかし、どこの病院でも内科的には異常は認められないというのです。そこで思いついたのが、メンタルクリニックでした。医師にわたしの症状を伝えると、病名は伝えられずに薬だけを処方してくれたのです。

 その薬を1週間ほど飲むと、身体は見違えるように改善してゆきました。耳鳴りも身体の倦怠感も和らぎ、読書も少しずつ出来るようになったのです。しかし、今でもその後遺症はいくらか残っています。

 昨日(きのう)は、その薬を貰いに病院にゆきました。今では医師の診察は半年に一度、薬だけ貰いにゆくのです。もう完治したというわけではありませんが、ごく普通に暮らしています。不思議な病気にかかってしまいましたが、4人の子どもを育て、家も建てることが出来たのですから、良しとすべきでしょう。



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 名前は「千春」ですが、男性です。

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