FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

エッセー(南 天)

poinse4[1]



2018年1月3日(水)曇りのち晴れ

 ご訪問いただき誠に有り難うございます。


 「しんぶん」を配達したり集金をしたりして各家を訪問すると、南天の実が真紅に色づいています。南天の実が朝日を受けて鮮やかに輝いており、思わず立ち止まってしまいます。

 南天は「南(難)を天(転)ずる」といわれています。江戸時代には、「南天を庭に植えれば火災を避けられる」と言われ、どの家も「火災除け」として、玄関先に植えられたそうです。

 わたしの長い人生の過程で、大きな難はいくつかありました。そのとき、絶望の縁(ふち)に立たされたものです。しかしその都度、難を転ずるべく光を求めて足を踏み出してきました。

 最大の危機は20代の半ばに、人生に絶望してクスリを呑んだことがありました。幸か不幸か、眠っている間に嘔吐をして、一命をとりとめたことがあります。

 また、30歳前後には、不可解な病気にかかりました。新聞や本が3行以上読めなくなったのです。そして、人と話がするのが苦痛になりました。幾つもの病院に足を運びましたが、内科的にはどこにも異常がなかったのです。まさに奇病と言えるような厄介な病気になってしまいました。

 そしてメンタルクリニックにいって、薬を処方して貰いその症状は、みるみるうちに改善していきました。今もその症状は幾らか残っていますが、日常生活はごく普通に送っています。

 このように、わたしは「難を転じ」ながら、生きてきたように思います。そしていまのわたしがあるのです。これからも小さな難に会いながら、そしてそれを転じながら生きてゆくことになるのでしょう。

 人生はまさに「南天」です。難を転じながら、転じながら生きてゆくのが人生なのでしょう。困難にぶつかったとき、南天の枝を切り取って、花瓶に活けてみたいように思うわたしです。南天は今朝も朝日を浴びて真紅に輝いています。



よろしければポチっとお願いします。
スポンサーサイト
リンク
プロフィール

FC2USER634322BTA

Author:FC2USER634322BTA
FC2ブログへようこそ!

 「人生七十古来稀なり」の古希です。
 日々の暮らし・想いを自由に 綴って
 ゆきたいと思います。
 住所は岡山県浅口市寄島町です。
 青い海と緑の山、青い空をもつ素敵な村です。
 名前は「千春」ですが、男性です。

♪♪♪リンクは、ご自由に!

最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。