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エッセー(『二十四の瞳』を読む)

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2017年12月26日(火)晴れ時々曇り

 ご訪問いただき誠に有り難うございます。


 みなさんは、「二十四の瞳」は、映画それとも、小説のどちらが印象に残っているのだろうか。わたしはどちらとも甲乙つけ難い芸術作品だと思っている。

 映画は、1954(昭和29)年、木下恵介監督、主演高峰秀子で制作され、大評判を呼んだと言われている。

 原作はもちろん、壺井栄の『二十四の瞳』である。小説は最初、キリスト教系の雑誌に、昭和27年2月から11月まで連載され、同年12月に一冊の本にまとめられた。

 夫で詩人の壷井繁治はこのように語っている。「小説は連載中、とくべつに評判となったわけでなく、本が出版されてからも、それなりの売れ行きを示したが、それほど大評判となったわけでもない」

 しかし、映画が大評判になるにつれて、小説の方も多くの読者の間に広がっていったのである。この作品はもちろん壺井栄の代表作である。

 この映画と小説の輪が広がり、支持されたのは、平和と戦争の問題を広い視野でとらえ、12人の子どもたちと大石先生(あだ名は、小石先生、泣きみそ先生)が、戦争の大きなうねりの中で、翻弄(ほんろう)される様子を、リアルに生き生きと描いているからである。

 この小説は、戦争の悲劇や貧困を描きながら、子どもたちと大石先生とのヒューマニズム(人間的なことを尊重する思想)に溢れる絆、交流が、読者の心をとらえて離さない。この作品は、人間と人間の温かくやさしい心の触れ合いを描いた、優れた作品である。



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