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エッセー(映画「青い山脈」)

2017年12月21日(木)晴れ

 ♪ご訪問いただき誠に有り難うございます。


 先日、BSプレミアムで、映画「青い山脈」が放映された。多くの人は映画よりも、この映画の主題歌、「青い山脈」の方が親しみがあるかも知れないが、かく言うわたしも主題歌の方に親しみを持っている。

 この映画は、石坂洋次郎の小説「青い山脈」が原作となっている。監督は今井正で主演は原節子(島崎雪子役)で、名監督、名女優の組み合わせである。

 この映画の制作に当たってはこんな話がある。東宝の組合が、「プチブル(ブルジョア的な)作家の石坂がブルジョア(資本家階級に属する人)新聞に連載した作品をなぜ東宝がやる必要があるのか」と猛反対した。

 それに対して今井正監督は、「戦時中抑圧されていた若い男女が一緒に町を歩く、それを描くだけでも意味がある」と反論し自身の意思を貫いたのである。

 そうした心意気で制作しただけにこの作品は、原節子の好演と相まって、すぐれた映画に仕上がっている。

 ひとりの女生徒のもとへ嫌がらせの手紙が届く。その生徒が男性と一緒にいたというだけのことなのだが、それを揶揄(やゆ)したものだった。

 それを打ち明けられた、原節子演ずる新任教師、島崎雪子は、授業を早目に切り上げて、恋愛について討論させるという、新しい考えを持っている。

 しかし、問題は解決するどころか、教育関係者のみならず、町の古い体質と新しい気風をもった雪子などの側の対立が表面化する。そうした対立の中で、新しいものと古いものが入り乱れて物語は展開する。

 この映画は、戦後の封建性の残る保守の町での、雪子の新しい生き方、理想を追求してゆく姿を生き生きと描いたものである。彼女の生き方は、多くの人の心を捉えて離さないし、古い体質の封建性を告発している。



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