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説明歌

2016年8月1日(月) 晴れ時々曇り

 ようこそ、当ブログにご訪問いただきまして、誠に有り難うございます。心より感謝申し上げます。

 拍手コメントには、ご返事できていませんが、拝読させて頂いています。これからもどうぞお気軽にお寄せ下さい。 千春



♪♪♪ 【説明歌】 ♪♪♪ (短歌とエッセイ)

 わたしが短歌を始めて、真っ先に言われたのは、説明歌はつくるなということだった。しかし、短歌を始めたばかりの人間に、いくらそんなふうに言われても、よく理解できないでいた。たった三十一文字のなかで、5音でも7音でも説明の言葉が入ったなら、大きな無駄だといわなければならない。これが俳句になるとなおさらである。たった十七文字のなかで、何音か説明の言葉が入ったとしたら、よりいっそう惜しまれるだろう。

短歌

①「しんぶん」の集金やっと終らせて心も軽く珈琲を飲む

②「しんぶん」の集金やっと終らせて陽の射す居間で珈琲を飲む


 それで、①と②の短歌で説明歌について考えてみたいと思う。どちらもわたしがつくった歌である。作者の心情をより表しているのは、①の歌である。「しんぶん」の集金というのは、二度、三度と足を運んでやっとできるもので、なかなか厄介な仕事である。そこで、集金もすべて終わり、家に帰ってほっとした気持で珈琲を飲む。まさに「心も軽く」珈琲を飲むのである。しかし、しかしだ。珈琲を飲むという行為は、「心が軽くなった」からこそ珈琲を飲むのであって、「心も軽く」という7音は説明になっている。その説明の言葉を省いて、適切な7音を使うことによって、より豊かな歌になるのではないか。そう思ってつくった歌が、②の歌である。短歌もなかなか難しいものだと実感したしだいである。



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プロフィール

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Author:FC2USER634322BTA
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 1947年生まれの68歳で、
「新日本歌人協会」の会員です。
 短歌創作を通じて、平和と民主主義をめざしています。
 住所は岡山県浅口市寄島町です。
 青い海と緑の山、青い空をもつ素敵な村です。
 名前は「千春」ですが、男性です。

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