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短歌を詠む

2015年6月1日(月) 晴れ

「短歌を詠む」

戦争法志位質問は一つひとつ
          事実積み上げ論拠をくずす


 わたしは毎日のように図書館に行きます。海の見える小さな図書館ですが、わが村の文化の発信地のような役割を果たしています。3人の職員全員が非正規で働いています。利用の少なかった図書館ですが、映画会や本の読み聞かせ、紙芝居など知恵と工夫をこらして、活気のある図書館になりました。しかし、ふたりの職員が非正規切りに遭い、いなくなってしまいました。

図書館の
職員ふたり
非正規で
いつのまにか
いなくなるなり

 いままた、非正規の職員が入ってきていますが、どこか違和感があります。なんとなく灯が消えたような趣の図書館になってしまいました。首切りにあった職員はどんな思いで去っていったのでしょう。正規が当たり前の社会をつくる必要性を強く感じます。



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短歌を詠む

2015年5月31日(日) 曇りのち晴れ

「短歌を詠む」

許されぬ地球の裏側での戦(いくさ)
         戦争立法可能にするなり


 わたしの村の前には、瀬戸内海が広がっています。折に触れてわたしは、岬に出たり山の中腹を走る道に出かけたりします。もちろん海を眺めるためです。パソコンに向かって作業している時など、不意に海をみたくなることがあります。不思議なものですね。やはり海の村に生まれ、育ってきたからでしょうか。その思いが強くなると、わたしはパソコンを閉じて、海を見にゆきます。

瀬戸の果て
四国山脈
聳え立つ
雲ひとつなき
皐月の空に

 海を眺めていると、瀬戸内海の果てに四国山脈がゆったりと稜線をみせることがあります。瀬戸内の島影を超えて、四国の山なみが聳え立っています。それを眺めていると、心がたっぷりと広がってきます。



短歌を詠む

2015年5月30日(土) 曇り時々晴れ

「短歌を詠む」

ひなげしの一千万本咲く畑
        党街宣車走りゆくなり


 わたしの隣の町に、3ヘクタール一千万本のポピー(ひなげし)を育てているところがあります。いまが満開で見頃です。先日、そこへ出かけてきました。赤、白、ピンクの花が風にそよいでいます。一千万本のポピーの花畑は壮観です。3ヘクタールの畑がポピーの花々に埋め尽くされています。来園者も多く、花に誘われるように、畑の中に入って写真を撮っていました。

ひなげしの
一千万本
咲く畑
思わず花の
中に入りゆく

 ポピー畑の上空を2~3のパラグライダーが、気持ちよさそうに飛んでいました。ポピーの花畑とパラグライダーの光景も、とてもよく似合っています。わたしは花畑に入ってパラグライダーを、目を凝らして眺めていました。



短歌を詠む

2015年5月29日(金) 晴れ時々曇り

「短歌を詠む」

ほととぎす夜の闇裂き高く啼け
        列島はいまたたかいの中


 ほととぎすの初音を聴きました。それは待たれていただけに、感動でした。午前0時頃でしょうか、わたしが就寝前の歯磨きをしていた時、「トッキョ、キョカキョク」というふうに聴こえてきました。ほととぎすは渡り鳥ですね。インドから中国南部などに越冬しにゆき、初夏に日本に渡ってくるといわれています。わたしの家の裏山にはうぐいすが棲んでおり、ほととぎすはうぐいすの棲むところなどにやってくるそうです。

初夏の夜
ほととぎすの
初音聴く     
さらに一度と
窓開け放つ

 わたしはうぐいすとともに、この鳥の啼き声が好きで、今夏もひとつ愉しみが増えました。ほととぎすは、うぐいすなどの巣に托卵するので厭だという人もいますが、わたしはそれも自然のひとつの営みとして捉えています。これから裏山より、うぐいすやほととぎすの啼き声が、しきりに聴こえてくることでしょう。







短歌を詠む

2015年5月28日(木) 晴れ時々曇り

「短歌を詠む」

ひなげしの一千万本咲く畑
        花もたたかえ戦争立法


 わたしは「しんぶん」を週2~3回配達しています。週2~3回でも大きな負担になっています。起床して家を出発してしまえば、どうということはないのですが、その夜が心配でよく眠れないのです。遅配にならないようにと、気を遣うからです。しかし、「しんぶん」の配達で、東の空を染めて太陽が昇ってくるのに出会うと、「あ!」と声を挙げそうになります。

朝ぼらけ
東の空が
染まりくる
切り立つ山は
シルエットなり

 また、読者の家に行って、車を降りると必ずウグイスの啼き声に出会います。なんて心が癒されることでしょう。とても不思議に思います。わたしが車から降り立つと、必ず啼きます。「しんぶん」配達にはそんな「出会い」もありますから、負担ということばかりではないのです。



短歌を詠む

2015年5月27日(水) 晴れ

「短歌を詠む」

戦争法傘寿迎える老女の
      背すじ伸ばしてマイクを握る


 わたしは森田童子の歌がとても好きです。おそらく多くの方は、彼女を知らないと思います。わたし自身もYouTubeで知ったようなわけですが、謎の多い人です。学園闘争が大きな盛り上がりをみせた頃、彼女は高校生で東京教育大学の学生運動と、交流があったといわれています。おそらく全共闘系の学生たちだったように思われます。

なぜなのか
森田童子の
虚無的で
憂うつな歌
なのに魅かれる

 わたしは全共闘系の学生運動には否定的です。彼女の歌は、その彼らの思想にいくらか影響を受けているように思われます。虚無的で憂うつなのですが、なぜかわたしの心に響いてきます。わたしは彼女の歌を聴きながら短歌を創る日々です。一方、クラシックも好きですから、それを流しながら原稿用紙に向かうことも少なくありません。なぜ、森田童子の歌が、わたしの琴線に触れてくるのか不思議です。



短歌を詠む

2015年5月26日(火) 晴れ

「短歌を詠む」

戦争法居ても立っても居られない
      三十年ぶりマイクを握る


 わたしは時々、気分転換のために村の岬に車を走らせます。その突端から瀬戸内海を眺めることがあります。瀬戸の海が180度開けています。瀬戸の海には島が多いですから、海に浮かぶ島を眺めたり、水平線が延びているのを目で追ったりします。海の上をカモメが飛んでゆきます。裏山からはウグイスの啼き声が聴こえてきます。

上げ潮で
潮騒起こり
海走る
われ磯に立ち
じっと眺むる

 海を見ていると、潮騒が聴こえてきます。岬の先に小さな島があって、その間に小さな海峡があり、海が走ります。まるで川のようにいきおいを増して満ちてくるのです。それを目にすると、少し感動してしまいます。



短歌を詠む

2015年5月25日(月) 晴れのち曇り

「短歌を詠む」

初夏の空遠くに眺め自転車の
      ペダルを蹴って風を切るなり


 いま山々を眺めると、竹林の黄葉の葉が落ちて、しだいに新葉の緑が目立つようになってきました。古い葉から新しい葉への移行の季節です。初夏にこういう営みがあるというのが不思議です。ふつう黄葉、紅葉は晩秋の季節ですが、竹だけは違っています。それは麦がいま稔るのとよく似ています。竹は「竹の秋」といい、麦は「麦秋」といいますね。

黄葉の
古い葉落とし
芽吹きくる
竹林青く
染まりゆくなり

 もう少しすると、竹はすべての古い葉を落として、新葉にかわり山々はいよいよ青葉に染められていきます。
 目には青葉山ほととぎす初鰹
という季節がやってきます。そうなると、いよいよ夏を迎えることになります。



短歌を詠む

2015年5月24日(日) 曇りのち晴れ

「短歌を詠む」

坂の町足を踏みしめ登りゆく
        戦争法の反対暑名


 わたしの村は坂の村です。山々からなだれ込むように、海につづいています。その山裾と海の間に、家々がひしめきあっています。そして、入江の村でもあります。村の東西に牛の角のような岬が突き出ています。その入江に沿って、家々が軒を連ねています。その坂の村は海を抱き込むような佇まいです。

ふるさとは
海を抱き込む
入江の村
海辺に沿って
軒を連ねむ

 その村に約6000の人たちが暮らしています。この村は昔から海とともに生きてきました。いまでも三つの漁港があり、漁(りょう)で生計を立てている人も少なくありません。また、魚(さかな)の商いをしている人も相当数います。わたしの村は瀬戸内海に面した入江の村です。



短歌を詠む

2015年5月23日(土) 曇り

「短歌を詠む」

七分の志位質問で安倍首相の
       歴史認識浮き彫りとなる


 わたしの町に「三ツ山公園」という、憩いの場所があります。そこにわたしは時々出かけ、散策するのですが、花鯉(錦鯉)が泳いでいる池があります。池辺には枝垂れ柳が植わっていて、水面近くまで枝が伸びています。池辺に立って、手を打つと鯉が近寄ってきます。餌でもくれると思っているのでしょうか、とても愛らしいものです。

里の池
尺余の鯉が
群れ泳ぐ
朝光(あさかげ)に映え
彩さやかなり

 この池には、子どもたちやお年寄りの夫婦がやってきて、覗いています。鮮やかな花鯉は、尺余もあって、光りを浴びて泳いでいます。わたしの散策路のひとつです。



短歌を詠む

2015年5月22日(金) 晴れ

「短歌を詠む」

安倍首相先の戦争間違いと
       決して言わず党首討論


 わたしはフリージアという花をまったく知りませんでした。いままで見たことはあるに違いありませんが、その認識がなかったのです。歌会で歌友(とも)に戴き、その名を知らされたというわけです。黄色の花弁でいい香りを放つ花ですね。さっそく家に持ち帰り、玄関の花瓶に活けました。

さゆらぎて
光を放つ
フリージア
黄色の花弁
輝いてあり

 玄関のフリージアは、香りとともに光りを放つような存在感です。玄関のドアを開けると、その正面に花瓶があり、フリージアが活けられています。それは春先のことでしたが、今でもくっきりと甦ってきます。



短歌を詠む

2015年5月21日(木) 晴れ

「短歌を詠む」

独裁の維新政治は敗れたり
        七年半の橋下劇場


 図書館の窓辺の椅子に座って、瀬戸内海を眺めていると、色んな海や空、島の様相を見ることができます。この日は雨の降りそうな空模様で、鉛色をした空でした。灰色に空は沈み込み、雲が速く流れていきます。水平線は、海と空が灰色にぼやけています。海の果ての水平線は、ゆるやかな弧を描いて延びていました。

灰色の
空沈みつつ
雲疾し
水平線は
弧を描きおり

 わたしは、日々いろんな顔を見せる瀬戸内海が好きです。図書館の窓辺からみる瀬戸の海は、飽くということがありません。鳥が飛び、漁船が白い尾を曳いてゆく光景に、じっと目を凝らすことがあります。



短歌を詠む

2015年5月20日(水) 晴れのち曇り

「短歌を詠む」

 大阪の歴史と自治が守られる
          維新の夢はかなく消える


 5月17日は、岡山県の中ほどにある高梁市へ出かけました。この町には備中松山城があります。この城は、天空の城といわれ、現存する天守をもち、日本一高い場所にある山城です。秋から春にかけて早朝に見ることができる雲海に浮かぶ姿は幻想的です。その町に出かけましたが、城が目的ではありませんでした。

天空の
城もつ北の
町訪ね
党の演説
聴きにゆくなり

 わたしの町から1時間以上かけての訪問でした。来年の夏には参院選が行われます。党からは「春名なおあき」さんが、比例で立候補します。850万票、得票率15%、8名以上の比例候補の当選をめざしています。その「春名」さんの演説会でした。会場いっぱいの盛況でした。



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2015年5月19日(火) 晴れ時々雨

「短歌を詠む」

 戦争は「平和」「安全」名のもとに
          起こされるものもうだまされぬ


 薫風のわたる5月ですね。その爽やかな風が頬を撫でてゆきます。とても気持ちのよいものです。山々ではその風に吹かれ、若葉が葉裏をいっせいに返して、白く染まります。鮮やかです。その風に誘われるように、わたしは磯に出かけてゆきます。磯に出ると、海の香りが匂い立っています。思わず大きく息を吸い込みます。

磯に出る
海の香りが
ただよいぬ
胸を開いて
息を吸うなり

 磯では海に入って、潮干狩りをする姿があちこちで見受けられます。梅雨に入る前の海辺の光景です。



短歌を詠む

2015年5月18日(月) 曇りのち雨

「短歌を詠む」

地球のどこでもいつでも出兵す
        戦争立法けして許さじ


 このブログでは、あまり政治的な発言はしてこなかったように思います。しかし、いま乱暴に憲法がこわされようとしています。だからこそ、いまこそ、わたしの思いを率直に述べる時だと思っています。まず、憲法9条を振り返ってみたいと思います。

第9条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては。永久にこれを放棄する。
2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

 憲法ではこのように定めています。これを破壊しようというのが「戦争法案」です。こういう企ては、決して認めるわけにはいきません。
 安倍首相は、「いつでもどこでもどんな戦争でも切れ目なく、日本が攻撃されていなくても」日本の自衛隊を参戦させる、という「戦争法案」を国会に提出しました。わたしは、この戦後最悪の憲法破壊の策動をやめさせ、廃案にさせるために、微力ながら力を尽くしたいと思っています。

足裏に
力を込めて
訪ねゆく
戦争法案
反対暑名

 まさに、このたたかいは歴史的なものになるでしょう。また、そうしなければならないと思っています。



短歌を詠む

2015年5月17日(日) 晴れ

「短歌を詠む」

国民の平和と民主こわすもの
        維新政治にレッドカードを


 いま、葉ざくらがとても美しい。薫風にそよぐ葉は、あの桜花がきらめいていた頃を思い出させますが、葉ざくらとしても自立した美しさをたもっています。その木の下を歩いていると、緑の風を感じさせます。中学校の横の土手に桜並木があるのですが、道の上にせり出してきています。その下をくぐって歩いてゆくのです。

葉ざくらの
坂道ゆけば
聴こえくる
うぐいすの声
ふと足止める

 葉ざくらにうぐいすの鳴き声、なんともいえない風情です。まさに心が洗われるようなひとときです。



短歌を詠む

2015年5月16日(土) 曇り時々雨

「短歌を詠む」

遠雷は怒りのごとく鳴り響く
         戦争立法閣議決定


 わたしは健康のために、自転車で村を回ることが多くなっています。車では見られない光景を目にすることがよくあります。田畑の様子、花花の様子、人間の生活の様子などなどです。最近気づいたのは、くだものの実が育ってきていることです。青く(緑に)ふくらんで、成長をしています。このような様子は、車ではとても見ることはできません。葉陰でたくましく実っています。

いっせいに
青くふくらむ
立夏なり
いちじく梅と
桃の果実なり

 立夏になって、果実の実がふくらんできています。「あ!」と、一瞬自転車を止めて、くだものの木を見上げています。


短歌を詠む

2015年5月15日(金) 曇りのち雨

「短歌を詠む」

地球的戦争立法許さじと
        日本の党が毅然と顕(た)つ


 新日本歌人に新星が現れました。「新日本歌人の俵万智」と言う人がいるくらいです。その長野洋子の歌をいくつか紹介してみましょう。

うたの種
何もうかばず
メモ用紙
折ってほどいて
鶴を折ってる

武器もたず
武力ももたず
でも強い
憲法九条
彼氏にしたい

マスコミで
改正改正と
言われてる
「九条」悪い
事でもしたの

こんな歌を詠む人です。新日本歌人には、いままでこういう人はいませんでした。わたしは、彼女の歌集「ハイヒール」を読んで、とても刺激を受けました。

新日本
歌人の俵
万智なる
長野洋子は
刺激的なり

 もちろん、わたしにはこのような歌は詠えそうにありませんが、大いに「その歌精神」から学ぶところがあります。



短歌を詠む

2015年5月14日(木) 晴れ

「短歌を詠む」

初夏の空遠くに眺め自転車の
          ペダルを蹴って風を切るなり


 先日、私の町の短歌会が催されました。歌友(とも)の家のリビングを借りて、おこないました。その家の窓からは、瀬戸内海が一望できます。窓には青空が広がり、青い海が広がっています。集ったのは、六、七、八、九十代の人たちです。最高齢は、あと2カ月で百歳を迎える人です。その彼女が、「百歳、百首」という歌集をまもなく上梓する予定です。

百歳の
歌人吾らの
誇りなり
泉の如く
言の葉あふる

 百歳の歌人は、毎日言葉が溢れ出てくるそうです。歌を詠うだけではなくて、掃除、洗濯を自分でするし、耳、目、歩行もまだまだしっかりしています。八、九月には、歌集発行の祝う会なども計画されているようです。いつまでも健やかでありますように、と祈っています。



短歌を詠む

2015年5月13日(水) 晴れ

「短歌を詠む」

多喜二たち命を賭したたたかいを
            いま引き継ぎぬ戦争立法


 わたしはいま67歳です。むかしだったら、老人と言われていたでしょうね。しかし、いまは微妙な年齢ですね。老人と言ってしまうのは、ためらわれるところでしょう。わたし自身の自覚は、まったく老人という認識はありません。まだまだ、これからが人生だという思いでいっぱいです。実際、周りの70代、80代の人たちを見ても、とても元気です。

微妙なる
六十七と
呼ぶ齢よ
吾は老人と
けして思わず

 わたしは、古希になるまでの3年という時間がとても大切だと考えています。この3年の生き方、生の在りようがその後の人生を決めてゆくように思うのです。わたしはとりあえず、短歌の基礎をこの3年できわめたいと思っています。短歌はまさにいくつになってもできるもので、生涯の友となるものです。



短歌を詠む

2015年5月12日(火) 曇りのち雨

「短歌を詠む」

握り飯毎日百個つくるなり
         党候補の母腕が上がらず


 いい季節を迎えましたね。山なみを見上げると、新緑から青葉へと装いをかえつつあります。空は雲ひとつない日が続き、青空がきらめいています。その青空を背景に鯉のぼりが泳いでいます。緋鯉に真鯉の泳ぐ姿はとても鮮やかです。村で見る鯉のぼりの数は、昔と比べてずっと少なくなりましたが、それでも風を孕んで泳ぐ光景はいいものです。親の願いが込められていて、たっぷりと風を吸い込んで泳いでいます。

鯉のぼり
風をはらみて
泳ぐなり
親の願いが
託されている

 五月の青空とさわやかな風、そして新緑、その中を泳ぐ鯉のぼりをみていると、子どもたちが健やかに成長することを、願わずにはおれません。社会や政治もそうありたいものです。



短歌を詠む

2015年5月11日(月) 晴れのち曇り

「短歌を詠む」

高枝にうす紫の桐の花
        咲きこぼれおり夕日に光る

候補者を献身的に支えぬく
        ちちははの姿胸を打つなり

晩春の夜明けは早く陽は昇り
        金色に染め村目覚めゆく

 先日、歌友(とも)の家を訪ねました。玄関の前に立つと、内から「オペラ」の音楽が流れてきました。八十路の歌友です。その家は、わたしの町の高い丘の上にあり、瀬戸内海が一望できます。四国山脈を望むこともできるし、この日には讃岐富士がくっきりと見えました。彼女は瀬戸内海を望み、クラシックを聴きながら短歌を詠む暮らしをしています。豊かな暮らし、生き方は魅力的です。

クラシック
聴きつつ詠う
短歌なり
八十路の歌友(とも)は
豊かに過ごす

 わたしの老後も、こんなふうにありたいものだと思います。自然、人間、社会、政治を短歌で表現したい、と思っています。なぜか短歌をやる人は、元気で長生きをしている人が多いように思います。わたしも色んなものに関心をもって歌を詠い、健康で長生きしたいものです。



短歌を詠む

2015年5月10日(日) 晴れ

「短歌を詠む」

池辺のしだれ柳が芽を吹いて
          緑に染まり目に沁みるなり

春深し嬉々とした声聞こえくる
          遊園地にてはしゃぐ子どもら

町議選告示の日なりビラをまく
          藤の花咲くしばし眺むる

 明王院という、隣町の寺を訪ねました。わたしは、日々の生活にうるおいがなくなったら、時々この寺を訪ねます。周りを山に囲まれていて、心が静まります。寺の散策路を歩いてゆくのです。藤の花はもう終りというような状態でした。さつきは咲ききわまりています。もう散り始めています。ただ、わたしには、「つつじ」と「さつき」の見分けがつかないでいます。ネットで調べてもよく分からない、といったところです。この寺のはきっとさつきだと思います。寺務所の人がそういっていました。

立夏なり
寺苑を訪ね
散策す
さつきの花が
咲ききわまれり

 心が乾いた時に、このように訪ねるところを持っているというのは、とてもいいことだと思っています。



短歌を詠む

2015年5月9日(土) 曇りのち晴れ

「短歌を詠む」

風が舞い若葉がゆらぎ騒ぎ立つ
          白く染まりて葉裏が光る

新緑の山なみ萌えて盛り上がる
          濃淡つけて染まりゆくなり

降りしきる雨に向かいて仕事する
          工事現場の若者ふたり

 散歩していると、さかんに農作業をしている姿を見ることができます。なかでも、田んぼの田起こしがいっせいに行われています。田起こしは、古い土を返えすことによって、新しい空気を土にふくませ、稲の根の張りをよくすることができるそうです。耕運機に乗って田を起こしている姿は、まもなく田植えが始まるということでしょう。やがて田んぼに水が引かれることになります。

田起こしの
エンジン響く
トラクター
乾いた土が
黒くなりゆく

 乾いた田んぼの一面が、黒土になってゆくようすを見ていると、いよいよ田植えの季節になったことを感じさせます。



短歌を詠む

2015年5月8日(金) 晴れ

「短歌を詠む」

新緑の山に分け入り出会う滝
          一気に落ちる水響くなり

町議選マイク握りて訴える
          山にこだまし盆地に響く

新緑の山なみ萌えて盛り上がる
          朝光(あさかげ)射して山動くなり

 いま、村の道を散歩していると、よく見かけるのが、タンポポの綿毛です。花が咲いて一カ月余で綿毛になるんですね。その綿毛があちこちで風に揺れていて美しい。種(しゅ)を残すための営みなのですね。道の脇にひっそりと佇むタンポポの綿毛に、ふと足を止めて眺めてしまいます。眺めるだけではなくて、その綿毛に息を吹きかけたくなります。

たんぽぽの
綿毛が白く
光るなり
息を吹きかけ
飛ばしてみたい

 あらゆる生命は、種(しゅ)を継承するために懸命なのでしょうね。綿毛は人や動物にくっついて運ばれたり、風に吹かれて飛んでいったりして、また新たな地で新たな生命を生み出すのでしょう。



短歌を詠む

2015年5月7日(木) 曇りのち晴れ

「短歌を詠む」

新緑の山に風吹きゆらぐなり
          いとさわだちて葉裏を返す

春深し刈り草集め火を放つ
          煙り噴き上げ白くけぶりぬ

自転車で赤旗配る坂道を
          学生のごと立ち漕ぎをする

 まもなく「母の日」ですね。わたしたち夫婦はまったく気にも留めていなかったのですが、ふたりの息子が相次いでやってきました。ひとりは紫陽花の鉢を、もうひとりは薔薇の鉢を携えての来訪です。いま、玄関で紫陽花と薔薇がならんで輝いています。このふたりは双子ですが、別に相談し合ったわけでもなさそうです。

母の日に
紫陽花と薔薇
贈りくる
子の幸せを
微笑んでいる

 贈られた母は幸せなのか、と思ってみるのですが、本当は贈った子どもたちの方が幸せなのでしょう。彼らが幸せでなかったら、こういう優しい心持ちにはなれないでしょう。



短歌を詠む

2015年5月6日(水) 晴れのち曇り

「短歌を詠む」

新緑の山に分け入り耳澄ます
          高く響いて滝ほとばしる

がん検査前立腺に異常なし
          強く踏み出す医院の廊下

小庭辺に咲くチューリップ赤い花
          光り返して輝いており

 「健康にいいこと」何かしていますかと聞かれたら、わたしは、「自転車に乗ることです」と答えるでしょう。4月に新しい自転車を求めました。車に乗ることが多いので、図書館に行ったり買い物に行ったりするのは、自転車ですることにしました。しかし、以前はウオーキングをしていたことがあります。それを思い出して、歌をつくりました。

夜明け前
ウオーキングに
出でてゆく
靴の紐しめ
今日が始まる

 自転車は軽い運動のようですが、乗ってみて比較的負荷の高い運動だということに気づきました。風を切って走るのは、とっても気持ちがいいものですね。



短歌を詠む

2015年5月5日(火) 晴れ

「短歌を詠む」

貧しき日いたどりを食べおやつとす
          いま若芽採り喰ってみるなり

新緑の山に分け入り見上げれば
          一気に落ちる不動の滝なり

がん検査前立腺に異常なし
          足を踏み出し病院を出る

 新緑の山々を眺めていると、「あ!」という新しい発見がありました。あちこちにある竹林が黄葉しているのです。5月の初旬にこういう現象が起こるそうですが、これを「竹の秋」というそうです。黄葉して落葉してゆくのです。それは新しい芽が伸びてきて、その成長を妨げないように、古い葉が自ら落ちてゆくのだそうです。

黄葉し
舞い落ちるなり
竹の秋
針の如くの
新芽吹き出す

 自然の営みは、なんとも神秘的なものがありますね。黄葉した葉の下には鋭い新芽が芽吹いているそうです。一度見てみたいと思っています。(幸運にも間近で見ることができました。まさに針のような鋭い新芽です)



短歌を詠む

2015年5月4日(月) 曇り時々雨 

「短歌を詠む」

黎明の竜王山を包む霧
          一気に流れ稜線晴れる

いたどりの若芽萌え出て伸びるなり
          遠き日想い塩つけて喰う

新緑の山に分け入り見上げれば
           したたるごとく目に沁みるなり

 5月6日は立夏です。暦のうえではもう夏を迎えます。わたしは寒がりですから、まだ石油ストーブを片付けずにいました。朝、少しだけつけていましたが、ちょうど灯油がなくなったものですから、部屋の隅にほっていました。さすがに夏日になってきたので、ストーブを掃除して2階の物置に仕舞いました。

上着脱ぎ
半袖になる
立夏なり
力を込めて
ストーブ磨く

 いよいよ夏を迎えますが、わたしの季節です。それほど夏は苦になりません。冬はもっとも厭な季節で、冬ごもり状態でしたが、これからは充実した日々を過ごしてゆきたい、と思っています。



短歌を詠む

2015年5月3日(日) 曇りのち雨

「短歌を詠む」

あかつきに高き稜線包む霧
          一気に流れ晴れてゆくなり

梨の花山の斜面に咲き誇る
          われ登りゆき手に触れて見ゆ

草の茎つかみて登る斜面なり
          ひっそりと咲く梨花を見にゆく

 いっせい地方選挙の後半戦は、4月21日告示26日投票でおこなわれました。わたしは隣町の里庄町の選挙の応援にいきました。そこで見た候補者の母の姿を忘れることができません。毎日支援者の握り飯をつくり続けました。終盤にはそのために腕が上がらなくなりました。それでも母は最後まで握り飯づくりをまっとうしました。

握り飯
毎日百個
つくるなり
党候補の母
腕が上がらず

 その母の支えもあって、党候補者は新人ながら第7位で当選を果たすことができました。母の姿はいつまでも、わたしの心に残ることでしょう。



プロフィール

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Author:FC2USER634322BTA
FC2ブログへようこそ!

 1947年生まれの68歳で、
「新日本歌人協会」の会員です。
 短歌創作を通じて、平和と民主主義をめざしています。
 住所は岡山県浅口市寄島町です。
 青い海と緑の山、青い空をもつ素敵な村です。
 名前は「千春」ですが、男性です。

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