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短歌「茶碗を割りて」


2019年8月24日(土)

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父親の
花に埋もるる
なきがらに
茶碗を割りて
別れを告ぐる


父親の花に埋もるるなきがらに茶碗を割りて別れを告ぐる

わたしの地方だけの風習でしょうか。死者を葬送するとき、茶碗を割って見送ります。それは、死者との最後の別れということのようです。死者が黄泉の国へと旅立ってゆくのでしょう。もう帰るところはない、彼岸で過ごすようにということのようです。

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短歌「花柄の食器」


2019年8月23日(金)

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花柄の
食器そろえて
新しい
君との暮らし
始まらんとす


花柄の食器そろえて新しい君との暮らし始まらんとす

これは遠い日の思い出です。彼女との新しい生活を始めるにあたって、花柄の食器をそろえたのです。まさに「君との暮らし始まらんとす」という、新しい生活に夢や希望を抱いています。

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短歌「紙ヒコーキ」


2019年8月22日(木)

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軍用機
飛び交う空に
平和への
思い込め紙
ヒコーキ飛ばす


軍用機飛び交う空に平和への思い込め紙ヒコーキ飛ばす

ここでいう空というのは、沖縄、岩国、横田などいろいろ想像されるでしょう。とくに特定して書いたわけではないのですが、軍用機の飛び交う空というより、子どもたちが紙ヒコーキをつくって空に飛ばすイメージで詠んだものです。どこの基地でも騒音が烈しく、その音に悩まされています。それよりも、紙ヒコーキを飛ばそうという思いからです。

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短歌「灰色の海と空」


2019年8月21日(水)

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灰色の
海と空とを
ひとすじの
水平線が
分かちて延びる


灰色の海と空とをひとすじの水平線が分かちて延びる

梅雨の海と空は灰色にけぶっています。したがって、それを分かつ水平線は、ぼやけて定かではありません。しかし、弧を描く水平線は、かすかに海と空を分かちて延びています。晴れたときの海と空も美しいものですが、寡黙な灰色の景色もまた、何か心に静かにうったえるものがあります。なぜか心をしずめるような趣があります。

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短歌「浮かぶ島々」


2019年8月20日(火)

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わだつみの
果てに浮かびて
島々は
黙(もだ)したままに
佇みている


わだつみの果てに浮かびて島々は黙(もだ)したままに佇みている

わたしの村の前は、瀬戸内海がゆったりと広がっています。この歌は梅雨のころのものですが、灰色の海に、島々がかすんで佇んでいるのを詠んだものです。島はもちろん何もいわず、黙したままです。そんな情景でもなぜかわたしの心を癒してくれるから不思議です。自然にはそんな力がひそんでいるのでしょう。

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